不妊外来の診療内容

ホーム > 不妊外来> 不妊外来の診療内容

不妊外来のご案内

赤ちゃんが欲しいと思ってもなかなか通院の勇気がでない方、検査や治療に関しての不安がある方、まずは不妊外来でお話してみませんか?
当院では話を聞かせていただいた上で今後の検査や治療をおこなうのか、おこなう場合はどのように進めていくのか、相談しながら決めさせていただいております。
近年、生殖補助医療(ART)の急速な進歩により、不妊症治療も大きく様変わりしました。しかしながら、大多数の患者さんは必要最小限の治療で妊娠したいと考えていると思います。当院では、生殖補助医療を使わない、一般治療での妊娠を目指しています。患者さんにとって身体的・経済的にも負担がかからないようにしながら、できるだけ自然に近い形で妊娠できるような配慮をしていきます。


不妊治療って、いつから始めたらいいの?

  • 赤ちゃんが欲しいのになかなかできないカップル
  • 生理不順のある方
  • 過去に性感染症にかかったことのある方または虫垂炎など開腹手術を受けたことのある方
  • 高齢でご結婚されたカップル
  • 夫婦生活がうまく出来ない
  • 無精子症と言われた方

不妊治療を「はじめたい!」と思ったら、ご夫婦でしっかり話し合いをしましょう。
妊娠は、ひとりではできません。ご夫婦がこれから出会う、お二人の赤ちゃんです。
不妊治療は年齢を重ねると、困難になってきます。より早目の取り組みが最大の効果を発揮します!!


初診時の持ち物

健康保険証 ご夫婦で来院される場合はご夫婦両方の保険証が必要です。
基礎体温表 不妊治療にとって大切な指標となりますので、測定していなければ明日からでも測定をはじめてください。
今までの治療歴(あれば) 過去に実施した不妊治療の検査や体外受精の詳細等を分かる範囲で結構ですのでメモ書きにしてお持ち下さい。


不妊外来の診療内容

一般不妊治療

一般不妊治療は従来から行われてきた基本的な治療法です。
大まかには、カウンセリングからはじまり、不妊症の検査で解説したような内診・基礎体温の測定・精液検査など各種検査をしたうえで、タイミング(タイミング法)、排卵誘発法、人口受精(運動良好精子選別法:AIH)その他薬物療法(漢方療法など)を行います。

スクリーニング検査

赤ちゃんが出来にくい原因や現在の体の状態を確かめるために必要な検査がいくつかあります。はっきりした原因がある場合はこれに対応していく必要があります。

●排卵因子 基礎体温測定・各種ホルモン測定・超音波検査
●卵管・子宮因子 超音波卵管造影検査:卵管が通っていることを超音波モニターで確認するために、”造影剤”を用いて経膣的に行います。X線による検査ではないため、妊娠の可能性がある方も受けられます。また、その周期に妊娠へのチャレンジも可能であり、卵管を広げたことにより妊娠する確率も高くなる、一石二鳥の検査です。10分程度で終わります。
●その他の因子 クラミジア抗原/抗体検査・フーナーテスト・ホルモン負荷検査
●男性因子 精液検査:精子の状態を詳しく検査します。院内での精液採取が可能であり、即座に結果をご報告できます。(要予約)

タイミング法

医師の指導のもと、診療によってご自宅ではわかりにくい排卵日を推定し、
性生活における効果的なタイミングをアドバイスします。

当院では、以下の条件を満たすご夫婦には、まずはタイミング法を指導します。

  • ●夫の精子が正常である  ●妻の卵管が両方とも通っている  ●年齢が若い
  • ●結婚してそれほど年数がたっていない  ●できるだけ自然に妊娠したい

排卵誘発法

排卵がしにくい場合、お薬を用いて排卵を回復させ、タイミングを合わせる方法です。
内服するクロミフェン療法と注射によるゴナドトロビン療法があります。

栄養指導

食べ物は人の命の基本です。バランスの良い食事を摂らないと体に変調をきたし、生殖機能にも影響が及んできます。同じ野菜を摂取するにも、体を温める根野菜の煮物などを摂る、といった工夫が必要です。
“妊娠しやすい体づくり”は食生活を見直すことから。
管理栄養士が、妊娠する確率を高める栄養素の紹介など、食事を通して体の中から妊娠しやすい体づくりをアドバイスします。

人工授精(AIH)

精子が弱い方または上記の治療で妊娠に至らない方の次のステップとしての治療です。
元気の良い精子を回収し、排卵のタイミングに合わせて子宮腔内に注入します。精液処理・人工授精・ベッドでの安静まで2時間足らずで終わります。

当院では、原則としてご夫婦で希望されることと、下記条件に当てはまる方が対象になります。

  • ●不妊原因が不明(特に悪い理由がない)で、自然妊娠に至らない方  ●精子の状態が思わしくない方
  • ●フーナーテスト(精子と頸管粘液の相性)が2回以上不良な場合  ●高齢の不妊症の方など

体外受精

体外受精とは、体外に女性の卵子を取り出し、パートナーの精子と一緒にして受精させ、できた受精卵を子宮に戻して着床を促す治療です。

当院では、原則としてご夫婦で希望されることと、下記条件に当てはまる方が対象になります。

  • ●タイミング療法や人工授精からステップアップされた方
  • ●卵管性不妊や重度男性不妊と診断され体外受精でしか妊娠できないと判断された方